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『嫌われる勇気』で学んだ人間関係を軽くする術


こんにちは、けんけんです。

今回はベストセラー『嫌われる勇気』を読んで感じたことを書いていきます。


「嫌われてもいいから好き勝手に生きろ」ってこと?と思いませんか? 僕は最初にそう感じました。
でも実際にはそうじゃなくて、「嫌われてもいいから自分のできることを理解し、できる範囲内でやろう」他者を人間関係で悩みがちな人にこそ響く内容でした。
特に仕事で「上司の顔色をうかがう毎日」「同僚とうまくやらなきゃ」というプレッシャーを抱えていた自分にはピッタリだったんです。

読んでいて「これは自分だ」と思った

”嫌われる勇気”は、哲人と青年の対話形式で進みます。
読みながら、青年の「他人にどう思われるかが不安」という言葉がまるで自分の声のように感じられました。20〜30代の社会人ならきっと、こうした気持ちを抱えたことがあるはずです。

一番刺さったのは“課題の分離”

この本で一番心に刺さったのが“課題の分離”。
つまり、

  • 自分ができること=自分の課題
  • 他人がどう思うか=相手の課題
    と切り分ける考え方です。

僕はこれまで「どう見られるか」「どう評価されるか」が気になって、常に上司や周りの目を意識していました。
でも、それは自分の課題ではなく“相手の課題”なんですよね。
「自分にできることをやったら、あとは相手が決めること」
そう考えられるようになったら、少し肩の力が抜けました。

読みにくさもあるけれど価値がある

正直、読みやすい本ではありません。
青年が哲人に食ってかかる場面も多いし、哲学用語も出てきてスムーズに読めるとは言えない。
でも、その“わかりにくさ”が逆に良かった。
簡単に納得するのではなく、何度も読み返して少しずつ腑に落ちていく感覚がありました。

まとめ

『嫌われる勇気』は、人間関係に悩んでいる社会人にこそ読んでほしい本です。
特に「上司や同僚の目が気になって動けない」と感じている人には、“課題の分離”が大きなヒントになります。
嫌われる勇気を持つことは「好き勝手に生きること」ではなく、「他人に縛られず自分の人生を生きること」。
僕にとって、この本は何度でも読み返したい一冊になりました。

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